タイヤ交換

北海道旅行の途中から自転車の後輪の調子が悪く、帰ってからよく確認してみたところ、タイヤの横の一部がひどく傷んでいた。この部分はナイロンの繊維でできているようで、繊維が破れ、内側が見えるような状態になってしまっている。それ以外は手で触ってみても違和感はないが、乗ってみると、パンクした自転車に乗っているときのような、定期的な振動を感じる。最初にそれに気がついたときも、「パンクか?」と思ったのだった。
このままの状態でも一応乗れなくはないが、乗り心地は悪いし、やはりちょっと不安だ。ということで、タイヤの交換に挑戦。以前から雨の日の走行には不安があったところなのでいい機会だ。タイヤは、元のものと同じ太さのもので、値段と重量のバランスを考え、Panaracer Pasela Compact (青) を選択(サイズは 20x1.50)。元のタイヤの重さがわからないけれど、330g ならばほぼ同じくらいなのではないかな。チューブは見たところ特に傷んでなさそうだったのでとりあえずそのままに。
バルブ付近がなかなかきれいに入らなくて(サイドのラインがそろわなくてちょっとふくらんだような感じになってしまっていた)時間がかかってしまったが、なんとか交換完了。交換後の試乗でも問題なし。気のせいかもしれないが、若干乗り味がやわらかくなったような(空気圧が低かったからかもしれないけど……)。雨の日の不安がどれだけ軽減されるかどうかはまだわからないけれど、今のところ選択は悪くなかったようだ。前輪は特に問題がなかったのでまだ変えていないのだけれど、これなら両方変えてしまってもいいかも。
しかし傷みの原因はなんだったのだろう。走っている途中で急に感じるようになったので、走行中に何かがあったのだろうけれど。心当たりがあるのは、ちょっと大きめの段差をおりたことくらいか。それまでにもどこかでこすったか何かで傷んできていたのが、ちょっとしたきっかけで……ということもありうるのかな。空気圧はちょっと高めにしてあったので大丈夫だろうと思っていたのだけど、油断大敵だな。とりあえずすぐに気をつけられるところで、段差には注意するようにしよう。あとは、時々はタイヤに異常がないかどうか確認しなくては。