POPFile 0.22.0 リリース

POPFile 0.22.0 がついに公開された。現在インストールしてテストしてみているところ。Panther 用のインストーラは近いうちに。
今回の変更点は、POPFile の旧バージョン(0.19.x、0.20.x、0.21.x)を使用しています。新しいバージョン(0.22.0)にバージョンアップすべきですか? にざっと書いた。履歴がデータベースに格納されることになったというのは、あまり見た目には現れないことだけど、履歴表示などでのパフォーマンスが向上しているということだ。また、messages フォルダが階層化されて、ひとつのフォルダにファイルが 256 個までに収まるように修正された。これによって履歴が増えるとメモリの使用量が増加するという問題も解消されているようだ。
他のところでは、UI の変更に、スキンだけでなく、テンプレートが使えるようになった。これによって今までよりももっと柔軟にインタフェースが変更できるようだ。まだ試してみていないのでどんなことができるのかわからないが、カスタマイズして使いたい人には朗報かもしれない。
今回のバージョンアップのテーマは「プロトコル」だった。SMTP、NNTP の各モジュールが一緒に配布されるようになり、また、テスト中の IMAP モジュールもインストールできる(クロスプラットフォーム版では一緒に配布されているが、Windows 版では別途インストールが必要なようだ)。他に、日本での要望が強かった、APOP 対応が搭載された。これにより、日本語化パッチを適用しなくても APOP が使用できる。使用方法は、これまでと同様、ユーザ名の最後に「:apop」をつける。
日本語対応については、日本語化パッチで対応していた機能がすべて搭載された。また、隔離機能を使ったときに文字化けが起こったり、件名が途中で切れてしまう問題についても解消されている。ということで、0.22.0 では、日本語化パッチを適用する必要はない。

Security Update 2004-09-07 適用後に問題が……

このアップデートを適用してみたら、SafariCamino が起動しなくなってしまった。起動しないというか、起動しようとするとビーチボールがぐるぐるまわってしまって、Finder もろとも無反応になってしまうようだ。なにかのソフトとの相性なのかもしれないが、これは困った……。とりあえず、iCab と Postino と mi と Terminal は動くようなのでなんとかなるといえばなんとかなるのだけど、不便だ。間違って起動してしまうと強制再起動しかなくなってしまうし。他のアプリケーションもこわくてなかなか起動できない。うーむ。
うちだけの問題かもしれないけど、なにか解決策を考えなくては。まいった……。