統計の本

統計解析のはなしがどこからともなく出てきたので、読み返してみた。ちょうど先ほど読み終わったところ。内容とは関係ないが、うちにある本は、1987 年発行の第 16 刷だった。「定価1300円」という表記が時代を感じる?
何度も読んだのでだいたい覚えているかと思ったのだけど、そうでもなかった。今読んでも、「ああ、そうか」と思うところが多くて、役に立つ(単に記憶力が悪いだけかもしれないが……)。ま、こういうのは実際に使ってみないと覚えられないという面もあるし、「こんな手法がある」というところを覚えておくだけでも実用としては十分なのかもしれない。
ところどころに、「詳しくは『統計のはなし』を参照」というところがあって、統計のはなしも読みたいのだけど、どうも家にはないようだ。新しい本をもう一度買うという手もあるけど……。

ベイズ統計について解説したようなサイトはないかなと探していたら、ベイズ統計ファンサイトというところを見つけた。この中の、入門向け解説(ベイジアンってどういう考え方なんだろう)とモデルと尤度;入門者向け解説(尤度とはなんだろう?モデルって何だろう?)はとても役に立つ。これまでの経験から確率を考えるというのはそういうことなのか、というのがよくわかった。

このサイト経由で、統計科学のための電子図書システムのWebページというサイトを知った。絶版等で手に入らなくなった統計関係の本を電子化して公開しているそうだ。これはありがたい。
とりあえず、タイトルでわかりやすそうなものを選んで、「身近なデータによる統計解析入門(脇本 和昌著)を読んでみている(現在 3 章を読み終わったところ)。出てくる例や説明もわかりやすいし、例題も用意されているので計算の練習もできる。続きも気になるのでまた読もうと思う。
欲を言えば、PDF だけでなく、Palm で読むことができるとうれしいのだけど、それは欲張り過ぎか。

ベイズ統計と統計物理という本も気になりだした。まずは上記サイトの本を読みあさるところからスタートかなぁ。

最後に、POPFile 日本語化フォーラムの、オフトピックのスレッド。初学者向けベイズ推定(統計,理論)に関するページ