POPFileの学習状況

 まずはPOPFileの状況から。メーリングリストを含めた分類精度は99%くらいで安定。しばらくの間、間違えた場合だけ再学習させていたのだけど、どうも普通のメールをspamと判定してしまう傾向があった(特に、導入してから初めてメールをもらった人とか)。最初に学習させたメールの数が、spamと非spamでそれほど変わらなかったせいか、うちのメールアドレスが宛先になっているだけで50%以上の確率でspamとなってしまっていたのだ。
 spamが非spamと認識されてしまうのももちろん問題だが、その逆は致命的な問題だ。これはまずいということで、非spamと認識されたメールについては判定が正しいかどうかに関わらず再学習させるようにしてみた。その結果、今までのところ非spamspamと誤認識するということは起こっていない。
 最初の学習期間をどのくらいにするかの判断は難しいところだけど、最初は普通のメールを多めに学習させた方がいいようだ。

iChat AVでビデオチャット

 今更ながら、iChat AVでビデオチャット。6月のWWDCでもらってきたまま眠っていたiSightをようやく使うことができた。
 前に書いたように、うちのiBook(Dual USB 500MHz)はビデオチャットの対応機種ではない。だが、iChatUSBCamというソフトを使えばなんとかなるらしい。実は、前に試してみたことがあるのだけど、回線の問題かルータの設定の問題か、もっと別の問題かもしれないが、うまくいかなかった。今回は、回線もルータも(OSも)変わった環境なので、結局なにが原因だったのかわからないが、あっさりとつながった。
 ビデオチャットなんていうと、顔が写るのがいやだとか思うけど、実際にやってみるとカメラでいろいろ写せるというのはとてもおもしろいということがわかった。部屋にあるものでもiBookの画面でもなんでも映像として送ることができる。これはすごいことかもしれない。
 ちなみに、チャット中はそれ以外の操作はほとんどできないくらい重たい。とはいえ、映像も音声も問題なく伝わっていて十分実用になると思う。
 ただし気になる情報も。iChatUSBCamはPantherに正式対応していないようで(と公式サイトにも書いてある)、先日は問題なくできたのに、今は「カメラが他のアプリケーションで使われています」というメッセージが表示されてうまくいかない。うまくいったのでレジストしたのにいきなり使えないという悲しい事態になってしまった。いったんはできたのだからきっと何か方法があると思うのだけど・・・。