POPFile 0.21.0 RC2

RC2がリリースされたけど、Windows版は日本語環境でうまく動かず、クロスプラットフォーム版もまだうまく動かないようだ。
個人的には2月の中ごろからずっとCVSバージョンを使っていて、最初の頃に見つけた不具合以外は今までのところ特にトラブルなく動いてくれている。2/19にリセットしてからこれまで、888通のメールを受け取ってエラーは2通、精度は99.77%といったところ。ほとんど完璧。
0.21.0がリリースされたらそれにあわせてMac OS X用のインストールパッケージを作って独自にリリースしようと思っていたのだけど、まだみたいなので、CVS版の2004/3/2 15:00 GMT時点のものをパッケージ化したものを先行リリース。こんなイメージのインストーラを作成中、ということで。インストーラについての質問などは、ここにコメントいただくか、POPFile日本語化プロジェクトのフォーラムへお願いします(オフィシャルなものではないので本家フォーラムで聞かないでください)。

前回、0.20.1の時に作ったパッケージに比べて、少し変更してみている。変更点は、

  • Perlモジュールをlibフォルダ内に格納するように変更した
  • 起動時にPOPFileが自動的に起動するようにした

の2点。これで一応簡単にインストールして使える、というところまでいけたかなと思う。また、当然ながらPOPFile自体が0.20から0.21に変更になっているので、データベースシステムがBerkeley DBからSQLiteになるなどの変更点もある(リリースノートはこれから翻訳予定。とりあえずは、id:amatubu:20040219#p1を参照)。

今回のバージョンの目玉は、おそらくWindows版で採用された「マルチユーザ対応」なのだと思われるので、クロスプラットフォーム版についてはあまり変化はないと言えばそうなのだけど。とはいえ、不具合なども修正されているので、新しいバージョンを使うのはいいこと、かな。