上記パッチを Windows で使う場合

上記パッチを Windows で使うためには、MeCab (mecab-perl) や辞書をインストールする必要がある。インストール方法を簡単に。先に POPFile を終了させ、念のため POPFile とデータをバックアップしてから。

必要な環境は、

  • POPFile 0.22.4 (Windows 版)
  • ActivePerl 5.8.x (必ずしも必須というわけではない。インストールしない場合の方法は後述)

動作確認は、

準備するものは、

POPFile から MeCab が使用できるようにするため、Perl モジュールを POPFile/lib 以下にコピーする必要がある。具体的には、

のようにコピーする(デフォルトインストールの場合)。

さらに、上でダウンロードしたパッチをコピーする(念のため、元の MailParse.pm は MailParse.pm.ori などの名前に変更しておく)。

  • MailParse.pm → C:\Program Files\POPFile\Classifier\MailParse.pm

ActivePerl がインストールされていない場合は、ppm でダウンロードされるファイルを直接ダウンロード&展開し、上記と同様に POPFile/lib 以下のフォルダにコピーする。

POPFile を起動させる。
よくよく考えたら、MeCab がちゃんとインストールされていなくても(Text::Kakasi を使って)動作するようにしてしまったので、エラーなく動いても MeCab を使っているかどうか確認するすべがなかった……。気になる場合は、MailParse.pm の

print "Use Japanese parser : $self->{japanese_parser__}\n" if ( $self->{debug__} );

という部分を探して、if ( $self->{debug__} ) を消去して、POPFile Message Capture utility(msgcapture.exe)を使って「Use Japanese parser : mecab」という表示が出るかどうか確認を。

時間ができたら、パッチも含めたインストーラを作成するつもり。