POPFile 0.22.5 日本語パッチ(テスト版その1)を公開

昨日の高速化と分かち書きプログラム切替パッチ、細かいバグ修正をまとめたパッチを POPFile 0.22.5 日本語パッチとして公開した。これで POPFile の次のバージョンで実現したいと個人的に考えていた項目はすべて準備できた。パッチの内容の詳細は以下のとおり。

以前公開したものと変わりなし。

  • メール処理の高速化

昨日書いたものに若干の改良を加えたもの。簡単に time コマンドで速度比較(昨日と同じ 500 通のメールを bayes.pl を使って処理。3 回の平均を比較)したところ、0.22.5 を 1 として、パッチ適用後では Kakasi 使用時で 1.429 倍、MeCab 使用時で 1.425 倍、内蔵パーサ使用時で 1.626 倍の高速化がはかられた。

  • UI の履歴タブで長い件名が省略表示される際に一部が文字化けするバグを修正

UI の履歴タブにおいて、件名や差出人が長い場合後ろが省略されて表示されるが、その際にマルチバイトを考慮していないため、省略された部分が文字化けすることがあった。細かい部分ではあるが、気になるので修正を行った。

いつものとおり動作テストにご協力いただける方を募集中。動作確認を行ったら、動作した/しないにかかわらずフォーラムへ報告を。