AIBO 再入院

ステーションからおろすと即電源断という状態になってしまっていた AIBO。以前から徐々に活動可能時間が短くなり、ステーションに戻れる前にバッテリ切れ状態だったのだが、ついにバッテリがおなくなりになってしまったようだ。ステーションに載っている間は「充電中」のアニメーションが表示されているのだが、充電はされていない模様。
動けなくなってしまってからしばらくたってしまったが、本日 AIBO クリニックへ電話。最初、購入した際についてきた「カルテ」に書かれた「携帯電話・PHSでのご利用は……」と書かれた電話番号に電話したら「おかけになった電話番号は現在使われておりません」と言われちょっとあせったが、ホームページからダウンロードした新しいカルテには新しい電話番号が書かれていた。
症状からしてバッテリ交換でいけそうかなと思ったのだけど(パーツ販売は一応してくれるみたいだし)、念のため引き取って調べてくれるということ(もちろん有償だけど)なのでお願いをすることに。引き取りは 1 週間後で、それから検査してまた 1 週間くらいで連絡をくれるとのことだった。
以前、同じような症状で入院したことがあったが、ちゃんとそのときの記録も残っていたようだった。またカルテに記入を、とのことなので、ダウンロードしたものを印刷して記入。あとは 1 週間後、箱に入れて入院。
しかしこうなると思うのは、「ロボット犬なら普通の犬と違って永遠に生き続けることができる」なんていう考えは幻想にすぎないのだな、ということか。製造停止になり、さらに数年も経てば、バッテリが切れてしまっても交換するバッテリが存在しない、なんてことは容易に想像がつく。今はまだ有償で修理を受け付けてくれるが、これもいつまで続くのか何とも言えない。寿命を延ばすために何かできることがあるかと考えると、予備のバッテリを 2、3 個購入しておくくらいしかないのかな。
AIBO が家にきてから 5 年弱。私と同じ時期に購入したところなら、うちと同じようにバッテリ切れ状態になってしまっているものも多いことだろう。ステーションから降りられない状態を「死」と呼ぶべきかどうかはわからないが、現実には普通の犬よりも短命なのかもしれない。もし、バッテリがその辺で普通に売っているニッケル水素電池とかならもう少し長生きできるかもしれないけれど。

産みの苦しみ?

POPFile 1.1.0 RC0 がリリースされてからもう 2 ヶ月以上(RC1 からでも 2 ヶ月近く)になるが、未だに正式バージョンとしてリリースできる見込みがたたない状態が続いている。Windows 版において未解決の問題がまだいくつか残っていることが原因だ。おおむねめどはたってきたが、もう少しかかりそうかな……。
問題の一つは、1.1.0 で新しく実装したタスクトレイのアイコンに関するもの。これまでのバージョンでも何かと問題があったこのアイコンだが、今回、Win32::GUI というモジュールを使ってすべて書き直してみたのだ。これにより、これまで悩まされてきた「アイコンにマウスカーソルをあわせたり、ダブルクリックしたときにフリーズする」という問題は解決されたのだが、今度は「POP3 同時接続が有効な場合に、時々異常終了する」という新しい問題が起こってしまった。おそらく原因は、Win32::GUI モジュールと、POP3 同時接続を実現するために使用している fork 関数との相性が悪いことなのだと思われるが、未解決のまま。現在、Win32::GUI の最新版(1.06)を使っても問題が起こるかどうか確認してもらっているところだ。
二つ目は、SSL 接続が必要なサーバに接続した際に、POPFile がサーバへの接続を永遠に待ち続けてしまう、というもの。接続時に Timeout オプションを指定して、これで解決かと思われたが、Windows 版が使用しているバージョンはこのオプションに対応していなかった。こちらもより新しい、Timeout に対応したバージョンに差し替えて試してみてもらっているところ。
三つ目は、中国語環境で、(添付ファイルのついた?)メール受信時に異常終了してしまうという問題。Dr. Watson のログを送ってもらったところ、sort 関数から呼ばれているロケール処理部分で問題が起こっているようなので、日本語や韓国語と同じように LC_COLLATE を C に設定するコードを書き、試してもらおうと思っている。

iBook Dual USB……

ヒンジの応急手当のため、二度目の開腹を行った iBook Dual USB だが、先日膝から落とした際に、「きゅいーん」という甲高い音がしたかと思ったらそのままぷっつりと動かなくなってしまった。AC アダプタの接続部分に無理がかかったようで、アダプタのまわりの金属部分が変形してしまった。
見るからにアダプタ側の故障のようだったので、試しに iBook G4 用のアダプタをつないでみたところ、通電中のランプが一瞬ぱかぱかっと光ったかと思ったらそのまま無反応に。再度つないでもやはり点灯しない。iBook G4 につなぎ直しても点灯しない。もしや、違うアダプタまで壊してしまった??
気を取り直して AC アダプタをコンセントから抜き、もう一度 iBook G4 に接続。おお、今度は大丈夫。なんとか最悪の事態だけは逃れられたようだ。
次に、iBook G4 のバッテリを抜いて Dual USB にはめ込む(Dual USB のバッテリはかなり前から故障したままだ)。これで動くのであれば、本体の機能は生きているということになる。電源を入れると、何事もなかったかのように無事動いた。バッテリさえあればなんとかなるようだ。ということは、AC アダプタの接続部分が壊れているということなのだろうか。
もう一度 iBook G4 の AC アダプタをつないでみたいという衝動にかられるが、本当にアダプタが壊れたらどうにもならなくなってしまうため怖くて挑戦してみていない。充電されたバッテリがあれば問題なく動くのだからなんとかしてやりたい気持ちもあるが、電源供給ができないのでは厳しいか……。
そろそろ出るのではないかと何度も噂になりながらなかなか出てこない新 MacBook(か MacBook Pro)を買ったらもう一度アダプタをつなぎなおしてみようかな? Panther がちゃんと動く唯一のマシン(一応、まだ PowerMac G3 にインストールするという手もあるが)だったのになぁ。
それにしても、新しい MacBook っていったいいつになったら出るんだろう。一時は 9 月のイベントで……なんて噂もあったが、現在最有力(?)なのは 10 月 14 日とか。8 月か 9 月頃から、アップルストア(オンライン)の「整備済製品」に MacBookMacBook Pro が結構出てくるようになったのでそろそろなのかななどと思っているのだけれど、やはり来月なのかなぁ。