Panther で namazu を

以前、Jaguar だった頃に、namazu を動かす話を書いたのだけど、Panther ではその方法で動かなくなっているようなので、少しメモを。
今回インストールしたものは、namazu 2.0.13、File-MMagic 1.26.4.1 (namazu 2.0.13 に付属)、kakasi 2.3.4、Text-Kakasi 2.04(インストールの順序は、kakasi → Text-Kakasi → File-MMagic → namazu)。
インストール自体はたいして難しくない。Perl モジュールは、perl Makefile.PL、make、sudo make install とするだけだし、namazukakasi は ./configure、make、sudo make install だけ。前は ./configure 時にオプションを指定しなければいけなかったけれど、Panther では特に気にしなくてもいいようだ。
インストールは簡単なのだけど、使うときには少しおまじないが必要。いきなり mknmz を使おうとすると、

Run mknmz with the environment variable PERL_HASH_SEED=0

というエラーが出てしまう。これは、メッセージに書かれているとおり、PERL_HASH_SEED という環境変数を 0 にしてやればいい。

setenv PERL_HASH_SEED 0

あるいは、

PERL_HASH_SEED=0; export PERL_HASH_SEED

という感じだ。
これで mknmz を実行すると、一見うまく動いたように見えるのだけど、実は日本語の処理が正しく行われていない。ここでかなり悩んだのだけど、LANG という環境変数を設定することによってうまくいった。

setenv LANG ja_JP

あるいは、

LANG=ja_JP; export LANG

といった具合。これによって、メッセージも日本語で表示されるようになり、日本語の処理も正しく行われる。