コマ蔵 Mac 版

フォト蔵コマンドラインから写真をアップロードする機能を提供するコマ蔵Mac OS X 上で動作するアプリケーションに仕立てたコマ蔵 Mac 版(komazou-mac)を作成させていただいた。
フォト蔵は、インターネットで写真を共有するためのサービスで、写真を友人間などで共有することができる。コマ蔵は、perl を使ってフォト蔵に写真をアップロードするためのプログラムで、POPFile の日本語化のリーダー、id:jishiha さんが開発されているものだ。perl で書かれているので、プラットフォームに関係なく perl が動く環境であれば簡単に動かすことができるのだけど、いくつかのモジュールを追加インストールしたり、コマンドラインで操作する必要があるため、誰でも簡単に使えるとはいいがたい(もちろん、コマンドラインで使うのも便利な面もあるのだけど)。ということで、Mac OS X でも簡単に使うことができるようにひとつのアプリケーションにしてみた。
AppleScript を使えば簡単だろうと思っていたのだけど、せっかくなので perl スクリプトや必要なモジュールを内包したアプリケーションパッケージにしてみたい。その方が、スクリプトの存在などをあまり意識せずに使うことができるだろうから。また、設定ファイルは、Mac OS X のアプリケーションらしく(?)、~/Library/Preferences/ に保存するようにしてみたい。
そこで、AppleScript Studio を使い、初めてのアプリケーションを作成。今回は、インタフェースのないドラッグ&ドロップ方式でよいからそれほど難しくはないはずだ。perl モジュールをフォルダごとアプリケーションの Resources フォルダにコピーする方法がわからずに戸惑ったりもしたが、作り始めてから 1 週間ほどでアプリケーションに仕立てることができた。
ということで、フォト蔵を利用されている Mac ユーザの方は、お試しください。説明はこちら、ダウンロードはこちらから。