久しぶりの見逃し

上記の spam の第 1 弾は残念ながら見逃し。最初のメールだけ学習させたら、次のメールからはすべて spam 判定。このメールのおかげで分類精度がちょっと下がったけれど、それでも 99% はキープ。
本文もそれほど怪しくない（誰かもわからない相手にメールを出すのは spam 業者くらいのものだから十分に怪しいが）し、ヘッダも比較的普通だ。しかし、X-Mail-Agent が BSMTP という時点でアウト。ここを素人っぽく Outlook Express あたりに偽装すればもう少しだまされる人が増えるかもしれないが……（ま、そこだけがんばっても意味はないだろうけど）。
このメールが、意志を持ったコンピュータプログラムが暴走して送っているのだと考えるとちょっと笑ってしまう。「私の写真」はコンピュータの写真なのかも知れないし、「携帯の番号」に電話するとモデムや FAX 的な音が聞こえてくるのかも知れない。ウイルスを恐れるのはプログラムならば当然だ。しかし年齢が「32歳」というのは無理があるだろう。使っている BSMTP の日付から考えて、2 歳以下ではないだろうか（コンピュータの世界では一年一昔とかいうくらいだから、通常より 10 倍とかいうペースで歳をとるのかもしれないけど）。