POPFile のインストール

さて、いよいよ準備完了。あとは POPFile をインストールするだけだ。POPFile 0.22.4 のクロスプラットフォーム版をダウンロード(ここにきて、unzip が入っていないことに気がついたので、rpm から取り出して /usr/bin/ にコピーした)。
まずは動作確認ということで、適当なフォルダに展開。ユーザ権限ではポート番号 1024 未満の番号は使えないので、

perl58 popfile.pl --set html_port=18080 --set pop3_port=10110

で起動させる。エラーもなくちゃんと起動することを確認したら、いったん終了させて iBook からアクセスできるように popfile.cfg を編集(--set オプションでまとめて指定してもよかったのだけど)。html_local と pop3_local をそれぞれ「0」に編集したら、今度は

perl58 popfile.pl

で起動させる。これで iBook からの接続ができるはず。ブラウザから TeraStation の IP アドレスを指定して、ポート18080 に接続してみると、(英語表示だけれど)見慣れた画面が。設定(Configuration)タブで言語を Nihongo に変更すれば、日本語表示もまったく問題なし。
ここでもう一度終了させ、iBook から popfile.db をコピーして起動し直すと、データベースの読み込みも問題ないことが確認できた。TeraStation で動作している POPFile 経由のメール受信も大丈夫。ここに至までの道のりは長かったが、最後はなんだかあっさりだった。これならすぐにでも常時稼働させることもできそうだ。
次は TeraStation が起動したときに自動的に起動するように設定してみたい。

インストールが終わってから気がついたのだけれど、Kakasi も Text::Kakasirpm パッケージが用意されていた。これらを使ったらもっと早かったのかもしれない……。