Palm T|X その後

その後いろいろと試してみた。

  • 英英辞典(COBUILD)の導入

PDIC 形式までの変換まではなんとかうまくいったのだけれど、WDIC で使うためには辞書データを SD メモリカードにインストールしないといけないらしい。変換後のファイルサイズは約 13MB で、手持ちで余っていた SD メモリカード(8MB)には残念ながら入りきらない。とりあえず、購入するまでは断念。

これはうまくいった。HotSync Manager で、bluetooth-pda-sync-port というポートを有効にしておけばいい。しかし、USB での HotSync に比べるとスピードが遅すぎる。USB 経由ならばその間に充電ができるということもあるし、線を繋ぐのは面倒だけどちょっとだけ Sync しておきたい、という場合以外は使わなそう。
無線 LAN 経由についても試してみようと思ったのだけど、HotSync Manager にはそれらしいポートがなかった。あまり調べていないのだけど、Mac には対応していないということかもしれない。いずれにしても、802.11b では Bluetooth 経由と大差ないかもしれないが。

  • WiFile で iBook の共有フォルダを参照

付属の CD-ROM に、WiFile LT というアプリケーションが入っていて、これを使うと無線 LAN 経由でパソコンの共有フォルダにアクセスできるらしい。iBook のシステム環境設定で Windows 共有を有効にして、IP アドレス指定で接続してみたところ、ホームディレクトリの内容を閲覧することができた(残念ながら日本語ファイル名は正しく表示されず、ブラウズもできない)。JPEG ファイルをクリックすれば、メディアフォルダ(?)に保存され、T|X で表示できる。ちょっとファイルをコピーしたい場合にはこれは便利そう。
また、Bluetooth 経由で携帯(A5504T)からバックアップした電話帳データ(VCF ファイル)がホームディレクトリ内にあったので、試しにこれを開いてみたところ、思ったとおり Contacts に追加してくれた。こういう連携はうれしい。

これは残念ながらできなかった。「対応機種ではありません」との表示。これはちょっと残念。
電話帳の転送はうまくいったが、上記の WiFile でコピーしたデータと重複してしまって半分削除するのに苦労した(全部消してコピーし直した方が早かったかもしれないけれど、全部削除する方法もわからず。。。)。

これも付属の CD-ROM から。eBook Reader のアプリケーションと、Merriam-Webster's Pocket Dictionary という辞書が入っていた。辞書はとりあえずこれでいこうかなと思ったのだけど、開いてみたらなぜか文字化けだらけ。どうも、音節の区切りを表している「・」が文字化けしてしまっているようで、JaPon を無効にすると解消した。DOC ファイルを表示することもでき、タップして単語の意味を調べられるというのはとても便利なのだけど、この文字化けはいただけない。なんとかならないものか。
……と思って少し調べてみたところ、PalmLatin というアプリケーションで、文字化けを解消できる(特定のアプリケーションについて日本語環境をオフにできる)らしい。早速試してみるとあっさりうまくいった。これでとりあえず読書環境は確保できたかな。