Stowaway Universal Bluetooth Keyboard

買ってしまった。Palm などで使うことができる Bluetooth 接続の折り畳みキーボード。
まずは付属の単 4 電池を入れ、キーボードを開く。なかなかすごい動きだ。いっぱいまでひらくとロックがかかる。ロックのおかげで膝の上でも問題なく使える。これはいいかも。開いたあとの形からどう元に戻るのか見た目ではわからない。すごい仕組みだなぁ。
現在、そのキーボードを使って入力している。折りたたみ式とはいえ、キーの大きさは普通で、ストロークも深めでなかなかいい感じ。キータッチはちょっと固めだけど、打っている感じがして気持ちがいい。普通のキーボードとの大きな違いは、数字キーの段がないこと。数字はすべて左 Fn と 1 段目のキーの同時押し。数字キーはたまにしか使わないので問題なさそうだけど、数字キーとシフトを押して入力する記号類(特に括弧がはまる)は右 Fn との同時押しとなるため、慣れないと押し間違える(一応、左 Fn とシフトとの同時押しでもいけるみたい)。配列でもうひとつはまるのは、右下に Delete キーがあることかな。間違って押してしまうと文字が消えてしまうのでちょっとうっとうしい。あとは、右シフトやカーソルキーの位置もちょっと微妙かもしれない。まあ、慣れの問題とも言えるけど。
Palm で使うには ThinkOutside からダウンロードしたドライバをインストール(インストール後は再起動が必要)してからキーボードを検出待ちにし(Ctrl + 左 Fn + 右 Fn の同時押し)、マニュアルに従うだけ。パスキーを指定するのに戸惑ったが、まず Palm 側でパスキーを入力し、それと同じキーをキーボードで入力(このとき、数字を入力するために左 Fn を同時に押すことに注意)、エンターキーを押す。なんかあっさりだな。
メモ帳で少しテストしてみたところでは、あまり速く打つとキーを取りこぼすことがあることを除けば問題なさそう(それが結構問題という話もあるが……。Mac では取りこぼすことはないようなので、Palm 側の問題なのだろう)。メニューは Fn と K で呼び出すことができるのだけど、メニュー間の移動方法がわからなかった(項目の移動は右 Fn とカーソルキーの上下で可能)。何か方法はあるのだろうからもう少し調べてみなくては。POBox を使っての日本語入力も順調。Graffiti よりも確実に速く入力できるし、慣れれば結構さくさく打てるかも。
Mac OS X (10.4.7)では、ドライバ類は必要なし。キーボードを検出待ちにしてから Bluetooth 検出でキーボードを選択し、Mac 側に表示されたパスキーをキーボードで入力するだけ。そうして認識させたキーボードでこれを書いている訳だ。
さらにマウスも。Stowaway Travel Mouse。ノートパソコンに USB マウスをつなぐってのはなんだか嫌だったので、思わず。こちらは、マウスの裏側に検出モードに変更するためのボタンがあるのでそれを押して設定。マウスはパスキーを設定するのが難しいためか、パスキーなしでの接続となった。こちらももちろんドライバ不要。
マウスはしばらく動かさないでいると自動的に電源が切れるようになっているようで、突然動かなくなって焦ることがある。その場合はマウスボタンを押せばすぐに復帰できるようだ。
これで、Mac mini を買ってもそれにつなぐキーボードやマウスがないという問題はなくなった(マウスもキーボードも Bluetooth の場合、どうやって接続していくのかとか気になる点もあるが)。WWDC で値下げが発表されたりすると危ないかもしれないなぁ……(汗)。